読書日記 「私という運命」

「私という運命について」白石一文著/角川書店/¥1600
あまり小説は読まないのだが、白石一文だけは好きで、デビュー作「一瞬の光」からすべての作品を読んでいる。「私という運命について」は、白石の最新刊である。白石のことは、最初は友人に勧められて知り、「一瞬の光」を図書館で借りてきて読んだ。非常に感動した。白石の小説は、テレビドラマ化されるような、薄っぺらでオシャレな恋愛小説ではない。「生きることの意味」を追求する、これこそ、現代の正統派純文学だと思った。

人は、ほんとうにみずからの意志で自分の人生を選び取ることができるのだろうか-。恋愛、仕事、結婚、出産、家族、死……。大手企業に勤務するキャリア女性の29歳から40歳までの“揺れる10年”を描き、「運命」の不思議とその根源的意味を鮮やかに描いた書下ろし900枚、待望の刊行。20万部突破『一瞬の光』の著者がものした新たなる代表作!

白石一文の小説では、よく有名企業が実名、または明らかに特定できる表現で登場する。この小説の主人公「亜紀」の勤務する会社も、「大手企業」「元は電電公社下請」「本社は三田」とくれば、間違いなくNECである。その本社ビルの17階といえば、事業部営業であろう。なんだか懐かしかった。

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