ホリエモン-お気の毒-

今日、東京地裁で行われたライブドア事件の最終弁論で、ホリエモンは涙ながらに無罪を主張したそうだ。秀峰は、たまたま昨日から、下記の本を読んでいた。今日、この本を読み終わり、そしてホリエモンが涙したという報道を見て、「なんかホリエモンって、お気の毒」という感想を持った。
ヒルズ黙示録・最終章/大鹿靖明/朝日新書
ニッポン放送株問題では、村上ファンドの村上に「いっしょにフジテレビの経営権を取ろう!」とそそのかされて、ニッポン放送株の大量取得に成功したにも拘わらず、直後、ニッポン放送株が高騰すると、村上氏は「やっぱ売ることにしたから」と、高値になった保有株の大半を売り抜けてしまった。まさに、ホリエモンは村上の手玉に取られた形だった。
ライブドアの証券取引法違反事件も、自社株売却益からの架空売り上げを計上する手口を計画したのはもちろん宮内被告だった。その上、その宮内被告は、中村被告とともに、ライブドアに還流されるべき投資組合からの金の一部を、「着服」してしまったそうである。つまり、事件のもう一つの側面は、ライブドアの資産収奪を狙った宮内被告らの背任横領である。その事実をつかんだ検察は、この背任横領事件を不問に処するのと引き換えに、宮内被告から、ホリエモンを事件の主犯とする筋書きの材料を引き出してきたらしい。(ホリエモン弁護団の主張)
宮内被告や中村被告などの側近にも、ホリエモンは手玉に取られていたことになる。ホリエモンの社長としての役割は、もっぱらマスコミへのパフォーマンスであり、本人も喜んでタレント気取りしている間に、盟友(だったはず)の村上や、側近の連中に、さんざん食い物にされていた。まったくの「バカ殿」ぶりである。これは、日本拝金教の教祖として、その教えを世に広めた天罰であろうと、秀峰は締め括りたくなる。と同時に、「なんてお気の毒な」という同情の念も禁じえない。

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