芦ノ湖に異変

3月1日、芦ノ湖でのニジマスなどの釣りが解禁される。数年前まで、毎年のように解禁直後の芦ノ湖へニジマス釣りに行っていたが、ここ数年ご無沙汰していた。今年は、登山の師匠であるコントン土谷氏が、ちかごろ釣りに興味を示していたので、初心者でも釣れる芦ノ湖へ、一緒に行ってみることにした。
以前は、3月の第1日曜日に出撃していた。解禁になって数日後の最初の休日である。それも、土曜日の夜に現地へ着き、車の中で仮眠して、翌朝5時にボート出船、というパターンだった。それだとあまりに寒いし、くたびれる。そこで今回は、出発は当日の朝とした。10時頃、芦ノ湖の箱根湾の前の県営無料駐車場に到着した。すると、なんと雪が降っていた。と言っても小雪がちらつく程度だったので、簡易レインコートを買いに行って、箱根湾に戻ると、雪はやんでいた。
ここは、無料駐車場の目の前に、5、6軒のレンタル・ボート店が並んでいる。釣り人が集中しても、だいたいどこかの店でボートが借りられる。解禁から3週目でもあり、天気も悪いせいか、一番人気の3人乗りエンジンボートがすぐに借りられた。湖上にも、解禁直後のような大勢のボートはいない。
いつものように、箱根湾の「関所前」というポイントへ向かった。ここは、いわゆる箱根の関所として有名な観光スポットの目の前である。水深5mのあたりで釣りを開始した。エサはイクラで、ベタ底狙い(湖底付近にエサをおろす)。これで、いつもなら10分もすれば釣れ始め、群れが滞在してくれて100匹とか釣れるのだ。しかし、今回は、いくら待っても最初の1匹が釣れない。何か様子が変だ。先日購入した簡易魚群探知機にも、魚群の反応が出ない。
そこで、絶対に釣れるはずのポイント「ボート屋前」に移動(つまり出船場所付近に戻る)した。ここは、手漕ぎのボートでもすぐ行けるので、ボートの混雑場所であり、また、係留されている船のアンカーロープに釣り糸が絡まることがあるので、いつもは敬遠している。それさえなければ、放流直後は絶対にニジマスが釣れる場所なのだ。しかし、ここでも釣れない!
こうなると、秀峰の芦ノ湖スキルではお手上げだ。放流直後に浅い湾内のそこかしこに滞在してるはずの群れが、すでに回遊コースに旅立っていたり、野生化して自分でエサを追って散ってしまってるかも知れない。ヤケクソで、「箱根園」というポイントへ移動した。湖を直線で長径の半分くらい行ったところだ。15馬力のエンジン全開で15分疾走したので、すっかり体が冷えてしまった。そこでも釣れず、また箱根湾へ引き返す。これで完全に体が凍りついた我々は、ギブアップ。
芦ノ湖へ行くようになって、初めての釣果ゼロということになった。あとで聞いた話では、暖冬のせいか、今年の芦ノ湖は、異変が起きているそうだ。湾内ではなく、かなり沖で水深のある場所の、わりと上層で釣れているのだそうだ。
しかも、今回は急激に気温が低下して、雪まで降ったあとである。魚群がいたとしても、エサを食わなかったのかも知れない。時間帯も、早朝を外したのが悪かったか。でも、芦ノ湖のニジマスたちが、それほど繊細な食餌パターンを持っているとも思えないのだが…。

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