トルコ買った

このところの米国サブプライム問題による金融市場の混乱(世界同時株安)も、やっと落ち着いてきた感があります。ただ、問題が解決したワケではなく、9月期末のヘッジファンドが解約ラッシュだとか、やはり9月の米国銀行決算、日銀の利上げ有無、等々、9月はまだまだ危ないとも言われています。
しかし、欧州中銀やFRBの対応(日本の不良債権処理では銀行潰させたくせに、自国の場合は早々と救済…)を見ていると、この先に信用不安が再燃して同時株安が再び起きたとしても、今月のような株式・為替相場の混乱には至らないのではないかと判断しました。
となると、今は絶好の買い場でしょう。もうちょっと早ければ底値で買えたのは悔しいけど、しょうがないです。この先、世界の株価が急落することがあっても、今のレベルまでならば数ヶ月で回復する、と思うことにしました。
で、なぜかトルコ株式に投資することにしました。
実際には、損保ジャパンAMが運用する国際株式型の投資信託です。
損保ジャパン-フォルティス・トルコ株式 『愛称 : メルハバ』
まずは株価の指数を見てみましょう。
イスタンブール・ナショナル100
これを見ればわかるとおり、トルコ株というのは、すごい乱高下することがある曲者なのです。ですが、国として、なんか魅力を感じてしまう。経済的には東欧に近い(EU加盟交渉中)感じで、地理的には西アジアなんですが、欧州やアジアの株価の動きと同調してるような、してないような、よくわからない。政情などにより、時に暴騰・暴落をします。このオカシナところが、妙に好きになったんです。もちろん、トルコという国、国民、文化など、なんか好きなんですよね。
「メルハバ」の約定日は8月28日で、奇しくも大統領が決まる3回目の選挙の日です。軍部によるクーデターでも起きたら、いきなり資産価値が1/5とかになっちゃうかも。コワ~。まあ、ジェットコースターに乗るつもりで、くれぐれも下降→狼狽売りをしないよう、行方を見て行きたいと思います。